2026年7月2日、横須賀・新安浦港の長谷川丸からショートタチウオに行ってきました。テーマは「土砂降りの日にご褒美を狙って」。前回、自分が釣りに行った前後日は当たりだったのに、なぜか自分の日だけ渋い日に当たってしまい、その悔しさに我慢できず、2日おいてすぐに再釣行。土砂降り予報なのはわかっていましたが、さすがに降りすぎでした。
RAIN土砂降りなら、いいこともあると思った
前回の釣行は、かなり悔しさが残る内容でした。自分が行った前後日は釣果が良く、いいサイズも混じっていたのに、自分が乗った日はちょい難。魚はいるのに、どうにも噛み合わない。そういう日でした。
釣りをしていると、こういうことはよくあります。わかってはいます。自然相手なので、昨日よかったから今日もいいとは限らないし、明日よかったから昨日もよかったはず、という話でもありません。
ただ、それでも悔しいものは悔しいです。
ということで、2日おいてすぐに長谷川丸のショートタチウオへ。天気予報は土砂降りの雨。普通なら少し迷うところですが、逆に考えました。これだけ雨が降るなら、お客さんも少ないはず。船の数も少ないはず。プレッシャーが下がれば、魚も口を使うかもしれない。
土砂降りの日には、土砂降りの日なりのご褒美がある。そんな期待を持って出船しました。
ただ、実際には思った以上に降りました。これはもう、しっかり雨。釣りに行く人の「多少の雨なら行く」の範囲を少し超えている雨でした。
START開始20秒でメーター越え
それでも、開始直後は最高でした。
釣りを始めて20秒ほどで、いきなりメーター越えのまずまずの魚がヒット。土砂降りの中で、開始早々にいいサイズが釣れると一気に気持ちが上がります。
「これは狙い通りかもしれない」
そう思いました。
さらに、その5分後にも追加。開始直後に2匹。雨は強い。でも魚は食う。これは今日、もしかするとかなりいい展開になるのではないか。前回の悔しさを晴らせる日になるのではないか。
そんなことを考えていました。
ところが、そこから沈黙が始まります。
SILENCE早巻きパターンもハマらない
前回は、回収中に良型が食ったことをきっかけに、早巻き中心へ釣り方を変えて魚を拾うことができました。速い動きで追わせて、スイッチを入れて、ガツンと食わせる。あの感触がかなり強く残っていました。
今回も当然、それを試します。
ただ、この日は前回の早巻きパターンがうまくハマりませんでした。アタリは出ます。テンヤにも触ってくる。イワシも囓られる。でも、掛からない。明確に食い込まない。
こうなると、だんだん釣りが迷子になります。
早巻きで追わせるのか。もっとゆっくり見せるのか。叩きを細かくするのか。止めるのか。棚を広く探るのか。指示棚を丁寧にやるのか。
テンヤタチウオは、こういう迷いがすぐ釣りに出ます。自分の中で「今日はこれでいく」と決まっている時は、アタリがなくても竿を叩き続けられます。でも、うまくいかない時間が続くと、だんだん自分のスタイルを見失ってきます。
そして、自分のスタイルを見失うと、本来釣れるはずの魚まで釣れなくなります。
テンヤタチウオでうまくいかない日は、誘いを変えること以上に、自分の釣りを見失わないことが大事です。迷いすぎると、アタリが出た瞬間の判断まで遅れます。
MISS2時間ぶりのアタリに、体が反応しない
アタリが出ない時間が長くなると、どうしても油断します。
もちろん集中しているつもりではいます。でも、竿先に何も出ない時間が続くと、ほんの少しだけ意識が緩みます。次にくるアタリに、万全の状態で構えられなくなります。
この日もそうでした。
2時間ぶりくらいに出たアタリに、うまく対処できませんでした。
明らかに当日一番の引きでした。重さもあり、魚の力もある。掛けた瞬間に、これはいいサイズだとわかる魚でした。
ただ、そこで自分の中のルールを守れませんでした。
自分の中では、こうすればバラシが減るだろうというやり方がある程度できています。掛けてからの竿の角度、巻き続ける意識、テンションのかけ方、無理に寄せすぎないこと。頭ではわかっています。
でも、不意打ちを食らうと、その自分で決めたはずのルールを忘れてしまいます。
結果、その魚はバラシ。
これはかなり悔しかったです。釣れない時間が長かっただけに、あの1匹を取れていれば気持ちも結果もだいぶ違ったはずです。
LOST他船は盛り返す中、追加できず
後半、他船は盛り返していたようでした。
多船のトップは20匹程度釣っていたとのこと。もちろん船も場所も釣り座も違いますし、単純に比較できるものではありません。それでも、自分が4匹で終わったことを考えると、かなり情けない結果でした。
開始直後に2匹釣れて、今日はうまくいくかもしれないと思ったところからの沈黙。アタリはあるのに掛けられない。良型らしき魚をバラす。後半も追加できない。
釣果としては4匹。
数字だけ見ると、土砂降りの中で魚の顔を見られたので、完全に悪い日というわけではないのかもしれません。ただ、自分の中ではかなり悔しさが残りました。
特に悔しいのは、魚がまったくいなかったわけではなさそうなところです。自分が噛み合わせられなかった。迷って、乱れて、取れる魚を取りきれなかった。そういう感覚が残る日でした。
LESSON乱れず、竿を叩き続ける
この日の反省は、とてもシンプルです。
乱れず、竿を叩き続けること。
テンヤタチウオは、誘い方の引き出しも大事です。早巻き、スロー巻き、細かい叩き、止め、横引き、棚の探り方。その日の魚に合わせるためには、いろいろ試す必要があります。
ただ、試すことと、迷うことは違います。
この日は途中から、少し迷いすぎました。早巻きがハマらない。スローでも掛からない。アタリが遠い。そうなると、ひとつひとつの誘いに芯がなくなっていきます。
本当は、うまくいかない時ほど、決めた釣りを丁寧にやり続ける時間が必要なのだと思います。叩く。巻く。止める。掛けたら慌てない。自分で決めたルールを守る。
釣れない時間にこそ、それを崩さないこと。
次回はここを意識したいです。
SUMMARY土砂降りのご褒美は、少しだけ苦かった
今回は、土砂降りの日にご褒美を狙って長谷川丸のショートタチウオへ行ってきました。
開始20秒でメーター越え。その5分後にも追加。出だしだけ見れば、完全に狙い通りでした。雨の日で船も少なく、魚が素直に食ってくれる。そんな展開を期待しました。
ただ、そこからは沈黙。前回よかった早巻きパターンもハマりきらず、アタリが出ても餌を囓られるだけ。2時間ぶりのチャンスでは当日一番の引きをする魚をバラし、後半に他船が盛り返す中、自分は追加できず4匹で終了でした。
かなり悔しい釣行です。
でも、こういう日こそ次につながる気もします。自分の釣りが乱れる瞬間がわかった。油断した時に何が起きるかもわかった。自分で決めたルールを、不意打ちのアタリでも守れるようにならないといけない。
次回は、乱れず竿を叩き続けること。
近いうちに、またリベンジです。