
リベンジしきれない、リベンジ釣行。またまた東京湾のテンヤタチウオに行ってきました。最近は少しずつ大きなサイズも混ざり始めており、今回の目標はひとつ。なんとか120cmアップのドラゴンサイズを釣ること。ただ、この数日はテンヤに関しては朝一番と最後に少し盛り上がる程度で、中盤はほとんどアタリがないという難しい状況でした。小型タチウオの猛攻、キス餌の思わぬ活躍、そして最後には愛用のシーボーグ100まで戦線離脱。なかなか思い通りにはいかない一日になりました。
REVENGEそろそろ120cmアップを釣りたい
またまたテンヤタチウオに行ってきました。
最近は少しずつ良型も混ざるようになってきて、釣果写真を見ていると120cmを超えのドラゴンサイズもちらほら見かけます。
こうなると、どうしても釣りたくなります。
一本でいいから大きな魚を掛けたい。テンヤを止めるようなアタリから、一気に竿が曲がる。巻いても巻いても簡単には上がってこない。そんな魚を期待してのリベンジ釣行でした。
ただ、事前に聞いていた状況はそれほど甘くありません。
この数日のテンヤは、朝一番と最後に少し盛り上がる程度。中盤は完全に中弛みとなり、ほとんどアタリがない時間が続くとのことでした。
朝のチャンスを逃したら長い我慢の時間になる。
そんな一日になることを覚悟してのスタートです。
START台船横で、基本通りの早巻きから
最初のポイントは台船横。
まずは最近自分の中で軸になっている、速めの巻きから始めます。
変に止めすぎず、一定のリズムで巻く。テンヤを動かし続けながら魚に追わせて、食える魚だけを上まで連れてくるイメージです。
すぐにアタリは出ました。
ただ、掛かりません。
何度かテンヤに触ってくるものの、食い込むようなアタリにはならない。イワシを見ると、小さな歯形がついています。
どうやら小さい魚がかなり多いようです。
実際、天秤で上がってくるタチウオを見ると、過去に見た中でもトップクラスに小さいサイズでした。中には30cm程度しかない、見たこともないようなマイクロタチウオまで混ざっています。
タチウオというより、細長い銀色の何かです。
こんなに小さくても、ちゃんとイワシを囓りに来るのだから驚きます。
MICRO釣れても小さい。歯形も小さい
なんとか最初の1匹を釣り上げました。
しかし、やはりサイズは小さめ。
その後もアタリはあるものの、餌につくのは本当に小さな歯形ばかりでした。
魚はいる。
テンヤの近くにも来ている。
でも、テンヤをしっかり食い込めるサイズの魚が少ない。
そんな印象です。
魚探の反応を見ると、中層にベッタリと反応が出ています。おそらく、小さなサイズを中心にかなり密集しているのだと思います。
この魚の大半はテンヤを相手にしてくれない
狙いたいのは、この群れの中に混じっている、テンヤを食ってくれるサイズの魚です。
KISU BAITここで、先日のキスを餌にしてみる
そこで試してみたのが、先日のファミリーフィッシングで釣ったキスです。
キスをテンヤ用の餌として使ってみました。
これが、思った以上に優秀でした。
まず、シルエットが細い。
そのためか、この日はイワシよりもアタリが出ます。
そして、身皮がイワシより硬い。
小さなタチウオに突かれても、すぐにボロボロになりません。イワシならすぐに傷だらけになる場面でも、キスは比較的きれいな状態を保ってくれます。
つまり、一度アタリが出た後も、そのまま誘い続けられる時間が長い。
この日のように、小型のタチウオが多く、何度も細かく触ってくる状況ではかなり相性が良かったです。
小型のタチウオが多く、イワシがすぐ傷む日は、キス餌のような細身で硬さのある餌が有効でした。当たりが続きやすく、餌持ちがよいのが大きなメリットでした。
IMAGE小型の群れから、食えるサイズだけを上に連れ出す
魚探の反応はベッタリ。
おそらく、下には細いタチウオが大量にいる。
そこで考えたのが、その中からテンヤを食えるサイズの魚だけを選んで釣るイメージです。
群れの中で餌を見せ続けるのではなく、早巻きでテンヤを上へ逃がしていく。
その速さについて来られる魚を追わせる。
そして、高い棚まで連れてきて食わせる。
そんなイメージで釣りを組み立てました。
キス餌を使いながら、早巻きを続けます。
すると、このパターンで5匹ほどサクサク追加することができました。
がしかし、ドラゴンサイズの気配はありません。
それでも、小型のアタリばかりの中で、自分なりの仮説を立てて魚を追加できたのは面白い時間でした。
魚探の反応とアタリの出方を見ながら考える時間も、この釣りの楽しさだと思います。
SILENCEそこから2時間、アタリなし
ただ、順調だった時間は長く続きませんでした。
そこからは、ひたすら我慢の時間です。
約2時間、アタリなし。
走水前へ移動したり、再び台船横へ戻ったりと、船も魚を探して動きます。
それでも、僕の竿にはなかなか反応が出ません。
巻き速度を変える。
叩き方を変える。
止めを入れる。
棚を広く探る。
あれこれ試してみましたが、なかなか答えが出ません。
事前に聞いていた通り、完全な中弛みの時間です。
こういう時間をどう過ごすかは、この釣りではかなり大事だと思います。
釣れないからといって、誘いをコロコロ変えすぎると、自分の釣りまでわからなくなる。
とはいえ、何も変えずに2時間叩き続けるのも難しい。
試しながらも、自分の軸を残しておく。
毎回同じことを思いますが、これがなかなか難しいです。
TROUBLE横引きを試していたら、シーボーグ100から異音
アタリがない中、横方向にも広く探ってみようと、ロングキャストを試していました。
キャストしたテンヤを横方向に引きながら、広い範囲の魚に見せていく作戦です。
ところが、ここで思わぬトラブルが発生しました。
愛用のシーボーグ100のクラッチ周辺から、突然変な音がします。
嫌な予感がしながらハンドルを巻いてみます。
しかし、糸が巻けません。
ギアが欠けたのか、クラッチ周辺の部品が壊れたのかはわかりませんが、どうやら入院確定です。
魚が釣れないだけでもなかなかつらいのに、ここでリールまで離脱。
かなり気持ちが落ちました。
釣りのモチベーションは、魚だけでできているわけではありません。
お気に入りの道具が壊れると、思っている以上に精神的なダメージがあります。
HAND REEL手巻きに交換して、最後まで叩く
仕方がないので、予備の手巻きリールに交換しました。
電動リールから手巻きに変わると、同じテンヤタチウオでも感覚はかなり変わります。
もちろん釣りはできます。
ただ、すでに2時間近くアタリがなく、その上でリールまで故障。
正直、モチベーションはかなり下がっていました。
それでも、最後まで竿を叩き続けます。
前回の釣行で反省したのは、うまくいかない時に自分の釣りが乱れることでした。
今回はせめて、最後まで誘い続けようと思いました。
そして、なんとか最後に1匹追加。
これで終了となりました。
SUMMARYドラゴンには届かず、リールは入院へ
今回のテーマは、120cmアップのドラゴンサイズを狙うリベンジ釣行でした。
しかし、朝から相手をしてくれたのは小型のタチウオが中心。
餌には小さな歯形ばかりがつき、天秤では30cm程度のマイクロタチウオまで上がっていました。
そんな中、先日のキスを餌に使ってみると、これが思った以上に優秀でした。
細身なのでアタリが出やすく、身が硬いので餌持ちもいい。小型魚の群れの中から、テンヤを食えるサイズの魚を早巻きで上まで追わせるイメージで、5匹ほど追加することができました。
その後は約2時間の沈黙。
走水前へ行き、台船横へ戻り、あれこれ試しているうちに、今度はシーボーグ100が故障。
ドラゴンサイズには届かず、リールだけが入院するという、なんとも言えないリベンジ釣行になりました。
それでも、キス餌という新しい発見はありました。
小型の魚が多い日に、どうやってその中から食えるサイズを選ぶのか。
速い動きで追わせて、高い棚で食わせる。
まだ正解かどうかはわかりませんが、この日の魚にはある程度通用したように感じます。
リベンジしきれないリベンジ。
ドラゴンへの道は、まだ続きそうです。