
江戸前アナゴの船釣りは、ゴールデンウィーク前後に始まり、2ヶ月ほどで終わる短くも濃いシーズンの釣りです。夜の海でアタリを待つ静かな時間と、繊細な前アタリを掛けていく駆け引き。そして釣りたてを天ぷらや煮穴子で味わう贅沢。短い旬だからこそ、毎年この時期を心待ちにするファンが多い釣りです。
SEASON短いシーズン ― 旬を逃さない
東京湾のアナゴは、GW前後から始まり2ヶ月程度というわずかな期間が勝負。シーズンが短いぶん、開幕情報をこまめにチェックして、好機を逃さないことが大切です。日が暮れてからが本番となることが多く、夕方出船〜夜の釣りになります。
STYLEベテランは2本竿で広く探る
アナゴは船を錨でとめて釣ります。そして、潮下から潮上に向かって泳いでいきます。ということは、風向きが途中で変わらない限り、常に同じ場所に座っている人が最初にアナゴと出会うことになるわけです。これが、アナゴ釣りの釣果が0-30匹みたいに差が出てしまう一つの理由。そのため、不利な場所であってもいかに広い範囲を探れるかが釣果を分けます。ベテランは竿を2本使い、投げ分けて広範囲にアプローチするのが定番。指でドラグを回すことでハンドルを回転させ糸をサビくように少しずつ手前に探ります。これにより、船の下だけではなく広範囲に効率よくアタリを拾っていきます。仕掛けが絡まないよう、投入と回収の段取りを整えておくのがコツです。
KOZUKI小突きのパターンで釣果に差
オモリで底をトントンと叩く「小突き」は、砂煙を立ててアナゴを寄せる重要なアクションです。この叩く強さ・間・止めのリズムによって、その日の正解が変わります。隣と釣果に差がつくのは、たいていこの小突きパターンの違い。アタリは小さく出ることが多いので、前アタリで送り込み、しっかり食わせてから聞き上げるように掛けます。早アワセは時に禁物です。
TACKLE仕掛けと夜の装備
胴突き仕掛けにアナゴ針、エサはアオイソメなどが定番。夜釣りになるので、ヘッドライトや予備の明かり、防寒着は必携です。手元を照らしながらの作業が多いため、仕掛けやエサは取り出しやすく整理しておくと、手返しが上がってアタリのチャンスも増えます。
ANAGO東京湾の主要アナゴ船リスト
東京湾でアナゴ釣りを楽しめる主な船宿をエリア別にまとめました。アナゴは半夜の専門船やキス・アナゴリレーとして出船します。毎日出船しないこともあるので事前に確認してください。リレー船はいわゆるアナゴガチ勢が専門船より少ないので、釣れる確率を上げる意味でお勧めです。また、アナゴは船下を通る魚の奪い合いになる面があり、平日でも満船になるような人気船をあえて避けると、自分の取り分が多くなることもあります。最新の出船状況・予約方法は各船宿の公式サイトでご確認ください。
東京・羽田エリア
川崎・横浜エリア
金沢八景エリア
千葉・浦安エリア
※アナゴ船は季節限定・夜釣り・リレー船・スポット出船になることがあります。出船日、集合時間、オモリ号数、PE号数、レンタル、魚の捌き対応などは、予約前に必ず各船宿へご確認ください。