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【釣行記】26-06-29 ちょいムズの日に早巻きで拾ったテンヤタチウオ

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太刀魚 FISHING 2026.06.30

2026年6月29日、横須賀・新安浦港の長谷川丸からショートタチウオに行ってきました。前日はトップ20匹超え、しかも良型も混じるということで期待値は高め。ただ、前々日の台風の雨の影響が湾口側には2日後に出る形になったのか、この日は表層に大量のゴミと流木。淡水の影響もあったのか、魚の食いも少し難しい一日でした。

釣行日:2026年6月29日
船宿:長谷川丸
釣り物:ショートタチウオ

CONDITION前日の好釣果に期待して出船

前日はトップ20匹超え。サイズも良いものが混じっているということで、正直かなり期待していました。東京湾のタチウオは日替わり感が強いとはいえ、前日の釣果が良いと、どうしても「今日はそこそこ楽しめるのでは」と思ってしまいます。

ところが、実際に海へ出てみると表層にはゴミと流木が多く、仕掛けを入れるだけでも少し気を使う状況でした。前々日の台風の雨の影響が、湾口方面に時間差で出てきたような感じです。水の中のことは正確にはわかりませんが、淡水の影響もあったのか、魚の食いは全体的にイマイチ。釣れないわけではないけれど、簡単に掛かってくれる日ではありませんでした。

START開始早々、アタリはある。でも掛からない

開始直後は、アタリ自体は頻繁に出ました。テンヤに触ってくる感触はある。歯形もつく。ただ、ついている歯形が小さく、なかなか掛けきれません。

テンヤタチウオで一番もどかしい時間です。魚はいる。触っている。だけど掛からない。竿先に違和感が出て、今かと思っても乗らない。上げてみるとイワシに小さな歯形だけが残っている。

なんとか釣れた1匹目は、かなり小さいサイズでした。釣れたこと自体はもちろん嬉しいのですが、前日の情報から良型を期待していたこともあり、「今日は小さい魚のアタリを拾う日なのかもしれない」と少し嫌な予感もしました。

GOOD SIZE回収中、指示棚の20メートル上で突然ひったくられる

その後、徐々にアタリが減っていきました。スローに巻いて細かく叩く。止める。少し上げる。誘いを変えながら探りますが、反応は薄くなっていきます。

そんな中、回収中に突然きました。指示棚より20メートルほど上。もう回収しているつもりのところで、いきなり竿先をひったくられるようなアタリ。掛かった瞬間に、これはさっきまでの小さい魚とは違うとわかる引きでした。

上がってきたのは110センチ程度の良型。これで一気に気持ちが変わりました。

早巻きで食ってくるのは、夏シーズンのテンヤタチウオらしい特徴のひとつです。ゆっくり見せて食わせるというより、追わせて、スイッチを入れて、反射的に食わせるようなイメージ。この1匹で「今日はこれかもしれない」とワクワクが高まりました。

CHANGEスローな釣りから、早巻き中心へ

そこから釣り方を変えました。

それまでは、スロー巻きに細かい叩きを入れながら、比較的丁寧に見せる釣りをしていました。ただ、その釣り方で反応してくるのは小さな魚が多い印象でした。歯形はつくけれど掛からない。掛かっても小さい。

そこで、回収ヒットの再現を狙って、早巻き中心に切り替えました。テンヤを速く動かして、追わせて、食わせる。指示棚の中だけを丁寧に刻むというより、少し広めに探りながら、魚のスイッチが入る速度を探すイメージです。

すると、これがハマりました。

特に気持ちよかったのが、キャストしてからトゥイッチを入れながら横引きしていたときです。テンヤを横方向に動かしながら誘っていると、ガツンと明確なアタリ。あの瞬間は、思わず「コレだよー、これこれ」とかなり興奮してしまいました。

テンヤタチウオは、細かくゆっくり叩いているときに竿先が跳ね上がるように出るアタリも最高です。あれはあれで、テンヤタチウオの一番ワクワクする瞬間のひとつです。ただ、早巻きで追わせてガツンと食わせるアタリも、また別の気持ちよさがあります。

POINT

食いが浅く、小さい歯形ばかりつく日は、ゆっくり見せる釣りだけにこだわらず、早巻きで魚のスイッチを入れる釣りも試してみる価値があります。

LAST沈黙のあと、ラスト1分でこの日最大

その後、アタリが出ない時間が1時間以上続きました。

こういう時間は、なかなかしんどいです。周りも静か。竿先にも反応が出ない。誘いが合っていないのか、魚がいないのか、潮なのか、水なのか、理由はわかりません。ただ、さっき早巻きで良い魚が出た感触が残っていたので、そこは変えずに続けました。

ほとんど機械のように早巻きを繰り返します。落として、巻いて、叩いて、また落とす。反応がなくても、同じリズムを刻み続ける。正直、途中から少し修行のような時間でした。

そして終了間際。ラスト1分で、この日最大の魚がきました。

最後の最後に良型が出ると、釣行全体の印象が一気に変わります。途中は難しかった。思うように掛けられない時間も長かった。それでも、最後に自分の選んだ釣り方で魚が出ると、かなり気持ちよく帰れます。

この日はまさにそんな一日でした。

HOW TO早巻きは、8ビートを刻むイメージ

では、今回よかった早巻きとはどんなやり方か。

私の場合は、1秒に2回くらいのペースでリールのハンドルを巻きながら、その間に竿を4回叩くイメージです。音楽でいうと、8ビートを刻むような感覚です。

これを8回続けます。つまり、トータル8秒でハンドルを16回巻く計算です。リールや巻き取り量にもよりますが、だいたい12メートルほど巻き上げるイメージになります。

大事なのは、ただ速く巻くだけではなく、巻きながら細かくテンヤを動かし続けることです。タチウオに追わせる。違和感を出す。逃げるエサのように見せる。そして、食うならここで食え、という間を最後に作る。

もちろん、毎回これで釣れるわけではありません。日によってはスローな誘いが強いこともありますし、長い止めが効くこともあります。ただ、この日のように良型が速い動きに反応したときは、早巻きに振り切るのもかなり面白いです。

MOVIEヒットシーンを撮りたかった

今回は、動画を撮れなかったのが少し残念でした。

キャストからトゥイッチしながら横引きして、ガツンと来たあのアタリは、できれば映像で残したかったです。ただ、今はGoProが修理中。戻ってきたら、こういうヒットシーンを撮れるように頑張りたいと思います。

SUMMARY難しい日ほど、釣り方を変える面白さがある

ちょい難の日でしたが、最後の1匹でかなり気持ちよく帰ることができました。こういう日があるから、また行きたくなるんですよね。

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