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真鯛 / FISHING

ノッコミの奇跡 ― 太ネクタイが一人勝ちする、年に一度の好機

例年3月中旬〜4月中旬、産卵期の大型真鯛が接岸。普段は細身が主流の東京湾で、太いカーリーが圧勝する特別な時期があります。

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真鯛 FISHING 2026.06.19

タイラバには、一年に一度だけ「奇跡」と呼びたくなる季節があります。例年3月中旬から4月中旬にかけて訪れる、産卵期の大型真鯛=ノッコミの時期です。この期間は普段のセオリーが通用しない、特別な釣りが展開されます。

NOKKOMI産卵前の荒食い ― 大型が浅場へ寄る

ノッコミとは、産卵を控えた真鯛が浅場へ接岸してくること。産卵という一大イベントに向けて体力をつけるため、この時期の大型はイワシの群れを追い、普段より大きな餌を荒食いします。だからこそ、一年でこの時期は大型を狙って釣れるチャンスが巡ってくるのです。しかも数も出る。そんな夢のようなタイミングがノッコミの魅力です。

FAT TIE太ネクタイが一人勝ちする

面白いのがネクタイ選びです。普段の東京湾は細身のネクタイが主流ですが、ノッコミ期は一転して太くて大きいカーリーが圧倒的に強くなります。ライズの「どでカーリー」、ジャッカルの「マスターカーリー ミディアム」などがその代表格。イワシのような大きな餌を食べたい大型のスイッチに、ボリュームのある強い波動がぴたりとハマるのだと信じています。いつもの細身に反応がなくても、太ネクタイに替えた途端に答えが返ってくる――そんな日が現実に起こります。上記の写真も今年2026年3月中旬に長谷川丸さんに乗った時の写真です。3kg upが2匹を筆頭に1日で6枚釣れました。使ったのはマスターカーリーミディアムオレンジで、これだけで1日通しました。まさにノッコミにデカネクタイがハマった1日でした。

DREAM

ノッコミの群れが船下を通れば、5人同時ヒットで全部2〜3kg以上なんてことも。一年でこの時期だけの、忘れられない一日になります。

TIMING群れを待つ ― チャンスは一瞬

ノッコミの群れは回遊しているため、チャンスは突然訪れ、一瞬で去ります。群れが入った合図を逃さないよう、手返しよく、常に釣りをしていることが大切。太ネクタイをセットして準備を整え、「その瞬間」に備えておく――それがノッコミ攻略の心構えです。当たり前のことを書いているようですが、これがノッコミ時期に最も重要な要素です。誰かが魚をかけたタイミングでお祭りを解いていたり、ネクタイを交換していたりするとそのチャンスを逃すことになります。本当にチャンスは一瞬です。その一瞬が1日で数回やってくる可能性が高いのがノッコミですが、いかにその数回を確実にヒットに繋げ、バラさず船に上げられるかが運命の1匹に出会う最重要ポイントです。

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