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【釣行記】過去1早巻きで釣れた日

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太刀魚 FISHING 2026.08.08

8月6日、また長谷川丸のショートテンヤタチウオへ行ってきました。結果は31本。開始直後は極小サイズばかりでしたが、8時頃から早巻きへの反応が一気に良くなり、魚のサイズもアップ。指示棚は45m前後なのに、20m台、浅いときは15mまで追って食ってくるかなり面白い展開でした。しかし、その好調が上げ潮止まりの10時頃にピタッと終了。釣れていた時間は40号のテンヤが20号や30号を付けているように軽く感じるほどで、この日はとにかく潮の変化を強く感じる一日でした。

釣行日: 2026年8月6日
船宿: 長谷川丸
釣り物: ショートテンヤタチウオ
釣果: 31本
最大サイズ: 115cm
テーマ: 早巻きと潮の変化

START朝一は釣れるけど、とにかく小さい

8月6日、またまた長谷川丸からショートテンヤタチウオへ。最近かなり頻繁に乗っていますが、この日は結果から書くと31本。数だけ見ればかなり良い日に当たりました。

ただし、スタート直後から「今日はすごい日だ」と感じたわけではありません。魚の反応はあるし、テンヤにも普通に当たってきます。ただ、上がってくる魚がとにかく小さい。かなりの極小サイズが混ざります。

当たりがないよりはもちろん良いのですが、最近はデカ餌や早巻きで大型を選んで釣れないかをずっと試しているので、小型ばかりだと少し違う。とりあえず朝の状況を見ながら釣りを続けます。

CHANGE8時頃から明らかに魚が変わった

状況が変わり始めたのは8時頃でした。台船の東から西に移動し、早巻きでテンヤを上へ上へと逃がしていくと、途中でガンガン当たりが出るようになります。

最近よくやっている、指示棚の中で細かく誘って食わせるのではなく、テンヤをある程度の速度で上へ逃がし、それをタチウオに追わせる釣りです。魚が追ってくるなら止めずにそのまま巻く。途中で一度当たって掛からなくても、まだ追ってくるならさらに巻く。

この日はその釣りへの反応がかなり良く、当たりが出る場所もどんどん上になっていきました。最初は「今日は早巻きでも釣れるな」くらいでしたが、しばらくすると明らかに細かく叩く釣りよりもテンポよく魚が掛かるようになりました。

FAST細かく叩くより早巻きの方が数まで出る

普段、早巻きをやる一番の理由は大型狙いとその当たり方へのワクワク感です。細かい誘いでその場の魚を食わせるより、テンヤを速く逃がして、そこまで追える元気な魚だけを上まで連れてくる。その中に大型が多くならないか、という仮説で試しています。

ところがこの日は、大型を選ぶどころか早巻きの方が普通に数まで釣れてしまいました。周りで細かく叩いている人が一匹を掛ける間に、こちらは落として巻いて、また落として巻いてという釣りでどんどん追加できます。幅広く棚を探れているので、そのどこかにいるやる気のある魚が片っ端からテンヤを見つけて追って来たのだと考えています。しかも、餌のサイズ感を出す為に頭を落とさずテンヤにイワシを乗せてワイヤーで巻くだけでやっていたので、餌の付け替え時間も掛からず手返しもアップ。これがゾーンにハマったとでもいうやつでしょうか。指示棚から一往復目の巻きで怒涛の7連発もありました。これは僕でも40匹超えの日か?と思ったが最後、驕りは直ぐにしっぺ返しに合います。

早巻きは当たりが減る代わりにサイズが上がる、というイメージを持っていましたが、この日はむしろ逆でした。活性が高すぎるのか、速く動くテンヤを魚が競って追っているのか、とにかく巻けば当たりました。

CURRENT40号のテンヤがやたら軽い

そして、この釣れまくった時間にもう一つ印象に残っていたことがあります。テンヤがとにかく軽く感じたことです。普段と同じ40号を使っているのに、巻いている感触は20号とか30号を付けているような感じでした。

もちろん本当にテンヤが軽くなったわけではありません。そのときの潮の向きや船の流れ方との関係だと思いますが、とにかく巻き抵抗が少なく、テンヤがスッと上がってくる。早巻きもしやすいし、何十メートル巻き続けてもいつもより楽です。

これが釣れ方と直接関係していたのかは分かりません。ただ後から一日を振り返ると、バンバン追ってきた時間と、テンヤが異様に軽く感じた時間がほぼ重なっています。潮が効いて活性が高かったのか、テンヤの動きが良かったのか、単純に群れの状態が良かっただけなのか。答えは全く出ていませんが、「めちゃくちゃ釣れる時間はテンヤが軽かった」という感覚だけはかなり強く残っています。

CHASE50mの魚が20m台まで追ってくる

この日の釣りで一番面白かったのは、当たりが出る水深です。指示棚は50m前後。普通ならその周辺を中心に誘うわけですが、早巻きしていると40mを通過しても当たる。30mまで来てもまだ当たる。

さらに巻き続けると20m台でも普通に食ってきます。10時頃までの時間帯は、ヒットする魚の半分くらいが20m台だったと思います。指示棚から20〜30m以上も追わせて釣っていることになります。

一番浅かった魚は15m付近。水深50m前後の場所で、底付近にいたはずのタチウオが30m以上テンヤを追い上げて、そのまま食ってきました。

SPEEDどこまで速く巻いても追ってくるのか

この日は感覚的に、タチウオのテンヤ釣りというより青物ジギングに近いくらいのスピードで巻いていました。それでも魚は普通に追ってくるどころか、ゆっくり見せるより速く逃げるものを追わせた方が反応が良い時間帯すらありました。

もちろん「軽く感じる潮なら早巻きが効く」と言えるほどのデータはありません。ただ、次に同じような巻き抵抗を感じたら、ちょっと意識して早巻きを試してみようとは思っています。

テンヤと餌
直乗せのイワシ餌セッティング

SIZE UP朝より明らかにサイズも良くなる

早巻きが効き始めた時間帯は、魚のサイズも朝より良くなりました。開始直後は極小サイズばかりでしたが、8時以降はメーター近い魚も混ざるようになり、釣っていてかなり楽しくなってきます。

最近ずっと試している「デカ餌+早巻きで大型を選択的に狙えるのか」というテーマで見ると、この日はかなり都合の良い展開でした。

ただし、これだけで早巻きが大型に効くと結論付けるのはまだ早いと思っています。この時間帯にたまたま良型の群れが入ってきただけかもしれませんし、潮が良く動いて魚全体の活性が上がった結果、大型も小型も上まで追ってきただけかもしれません。むしろこの日は、早巻きそのものより潮の状態の方が大きかった可能性もあります。朝の極小サイズ中心の時間帯と、その後の早巻きラッシュでは、テンヤを通して伝わってくる海の感じ自体が違いました。

RUSH落として巻けば当たる時間

この時間帯は、とにかく手返しが良い。テンヤを落として、棚に着いたらすぐ巻く。途中で当たればそのまま合わせる。掛からなければさらに巻く。魚を上げたら餌を直してまた落とす。一つの棚で長く魚を待つ必要がなく、魚の方から追ってきてくれるので、こちらはひたすらテンヤを動かしていればいい。

しかも20m台まで魚を上げてから掛けるので、掛けてから上げてくる距離も短く、一匹あたりに掛かる時間もかなり短くなります。この日の31本は、魚の活性に加えて、この早巻きによる手返しの速さでかなり伸びたと思います。普通に数を狙う釣りとしても成立していました。

TIDE STOP上げ潮止まりで全部止まった

そして10時頃。ここでこの日の一番分かりやすい変化が起きました。上げの潮止まりです。それまでバンバン当たっていた早巻きへの反応が、ほぼ同じタイミングでピタッと止まりました。

さっきまで20m台どころか15mまで追ってきた魚が、全く追わなくなります。同じように棚まで落として早巻き。何もなし。もう一度落として巻く。やっぱり何もなし。

「魚の群れが変わったのかな」と考える日はありますが、ここまで潮の変化と釣れ方がはっきり重なった日はなかなかありませんでした。特に直前までテンヤがものすごく軽く感じていたので、潮止まりを境に海の中の状況そのものが切り替わったような印象でした。

NO BITEさっきまでの早巻きが完全に無反応

それでも、それまであまりにも早巻きで釣れていたので、なかなかこの釣りを捨てられません。「また潮が動けば食うだろう」と思いながら、速度を落としてみたり、途中で止めたり、当たりが出ていた水深を丁寧に通してみたりしますが、まともな反応が出ません。

結局、1時間近くまともなアタリを出せませんでした。同じ日の話とは思えないくらい、この時間だけ完全に迷子です。朝からずっと同じ釣り方が効くわけではない。当たり前の話ですが、この日は潮止まりを境にあまりにも綺麗に答えを見せられました。

PRIDEついにプライドを折る

さすがにここまで当たらないと、早巻きにこだわっている場合ではありません。ここでプライドを折って、細かく叩く釣りへ変更しました。テンヤを細かく動かしながら、魚にしっかり見せる。普段のテンヤタチウオならむしろこちらが基本の釣り方です。

すると、ポツポツと当たります。早巻きでは全く反応しなかった魚が、細かく叩くとポツリポツリ食ってきます。ただ、サイズはまた小さい。朝一ほどではないにしても、早巻きで釣れていた時間帯の魚に比べると明らかにサイズダウンしました。

数を増やしたいならこれで正解。でも欲しい魚はこれじゃない。とはいえ釣れない時間が長かったので、最後は素直に細かく叩いて追加していきました。

COMPAREほぼ同じ釣れ方をしていた人がいた

後日、SNSを見ていると、かなり気になる釣行記を見つけました。釣り方も時間帯も、この日の自分とかなり似ています。

前半は早巻きで良型が連発。指示棚よりかなり上まで魚を追わせ、後半になると潮が変わったのかサイズが落ち、上では食わなくなって細かい誘いへ変更。読んでいて「多分、ほぼ同じ状況だったんだろうな」と思いました。自分の釣行でも、上げ潮止まりまで良型が早巻きで釣れ、そこを境に完全に失速しています。釣り方だけでなく、潮のタイミングまでかなり一致しているように見えました。

そして一つだけ大きく違ったのが、スーパードラゴンの有無です。その方には134cmのスパドラが出ています。

早巻きもかなりハマった。サイズもそれなりに良かった。でも134cmはいない。やっぱりこういうデカい魚を見てしまうと全部話が変わります。

RESULT31本と、分かりやすすぎる潮の変化

最終的な釣果は31本。朝一の極小サイズから、8時頃に始まった早巻きラッシュ、20m台から15mまで追ってくる高活性、そして上げ潮止まりとともに訪れた突然の沈黙まで、一日の中で釣れ方がめまぐるしく変わりました。

今回は早巻きが効いたこと以上に、潮と魚の反応がここまで分かりやすく連動したことが印象に残っています。次からは、巻き抵抗の軽さと潮のタイミングをかなり気にしてしまいそうです。そしてもう一つ。高活性時のタチウオは、指示棚が50m前後でも平気で20m台まで追ってくる。棚の中で食わせるだけではなく、上へ引っ張り出して食わせる釣りは、やはりもう少し試す価値がありそうです。

非常に良い日に当たったのは間違いありません。31本釣れて、早巻きの面白い釣れ方も、潮止まりで全部止まる瞬間まで体感できました。

ただ、同じような釣りをして134cmを釣っている人を見てしまった。こちらには特大なし。

ということで、引き続き行きまくる予定です。

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