8月11日、長谷川丸のショートテンヤタチウオへ。そのイメージを持ったまま海に出ましたが、この日は全く別物でした。早巻きも棚を外して上まで追わせる釣りも完全に不発。9時までアタリすら出せず本気でボウズを覚悟しましたが、棚下限を細かく叩く釣りに変えてなんとか10本。前回とは真逆の釣りになりました。
START港の海底がバッチリ見える
8月11日、また長谷川丸からショートテンヤタチウオへ行ってきました。前回8月6日は31本。早巻きで指示棚よりかなり上まで追わせる釣りがハマり、15mまで追って食ってくる魚もいたので、当然そのイメージは残っています。
ところが港に着いて海を見ると、底がバッチリ見えるくらい潮が澄んでいます。潮が澄むと釣れない。去年海中を撮影してリアルなイメージ(本記事最下部のYouTube参照)があるので、嫌な予感しかしません。それに加えて、そういえば昨年の山の日も酷い目にあった記憶がフラッシュバック。暴風雨で雨が体に当たって痛いし、びしょ濡れで寒くて震えるし、釣れないし…
そして沖へ出て準備していると、今度は針を左手の人差し指の関節付近にグサッと刺しました。かなり深く刺さり、その後ずっと指が痺れたまま。港の澄み潮から始まり、出船早々に針まで刺す。今日はヤバそうだなと思っていたら、釣りの方もその通りになりました。
NO BITE9時までアタリすら出せない
釣りを始めてみると、とにかく当たりません。魚が掛からないのではなく、アタリそのものが出せない。テンヤを触られた感じすらほとんどありません。
前回ハマった早巻きも当然試します。指示棚からテンヤを逃がして、上まで魚を追わせる釣りです。しかし今回は全く追ってこない。巻く速度を変えてもダメ。棚を上に外して探してもダメ。前回は50m前後の指示棚から20m台、場合によっては15mまで追ってきた魚が、この日は全くハマりません。
何度落としても何も起きず、そのまま9時。ここまでアタリなしです。最近の釣行ではそれなりに数を釣れていたこともあり、なんだかんだ一匹くらいはどうにかなるだろうと思っていましたが、この日は本気でボウズが頭をよぎりました。去年も10時まで全くダメだったなぁ…
CHANGE早巻きを諦めて棚下限へ
ここまで何もないと、好きな釣り方を続けている場合ではありません。こだわりをかなぐり捨てて一匹釣るために指示棚の下限で細かく叩く釣りに切り替えました。
すると、ようやくアタリ。そこまで何をやっても触らなかったので、この一発はかなり大きい。そのまま丁寧に食わせて、ようやくこの日最初のタチウオを釣ることができました。
時間はすでに9時を回っています。サイズがどうこう、釣り方がどうこうではありません。まずボウズ回避。今日はもうこれだけでだいぶ気が楽になりました。
PATTERN同じことをやったら7連発
一匹釣れたならきっとなんとかなる。ここからは余計なことはせず、同じことを続けます。
すると、これが正解でした。棚下限まで落として、細かく叩いて魚に見せる。そこから同じパターンで連発し、一気に7本まで追加できました。
前回は細かく叩いている人より早巻きの方が数まで釣れてしまう時間がありましたが、今回は完全に逆です。上へ逃がしても追わない。速く動かしてもダメ。魚のいる場所からテンヤを大きく動かさず、目の前で細かく見せた方が反応する。わずか5日前とは全く違う釣りになりました。
TIDE10時頃、テンヤが少し軽くなった
もう一つ印象に残ったのが潮の変化です。10時頃になって潮が少し緩んだタイミングで、それまでよりテンヤが軽く感じるようになりました。そして、自分が魚を追加できたのもこの時間帯でした。
前回8月6日も、釣れまくった時間帯は40号のテンヤが20号や30号を付けているように軽く感じていました。その日は上げ潮止まりまで早巻きで釣れ続け、潮が止まると魚の反応までピタッと止まっています。
今回も「テンヤが軽く感じる」という感覚と魚の反応が少し重なりました。これが本当に釣れ方と関係しているのかはまだ分かりません。船の流れ方や潮向きで単純に巻き抵抗が変わっているだけかもしれません。ただ、二回続けて似た感覚があったので、今後はちょっと意識して見てみようと思います。
NO CASTブン投げする余裕なんてない
こういう渋い日は、キャストして広く探す方法も試したくなります。ただ、この日はそんな余裕がありませんでした。
9時までアタリすら出せず、ようやく見つけたのが棚下限で細かく叩くパターン。こっちはもう一匹でも多く釣りたいと必死です。魚がいると分かった場所へ真っすぐテンヤを落として、同じ釣りを繰り返す方を選びました。
早巻きで上まで追わせるのも、キャストして横方向を探るのも、高活性な魚がいてこそ成立しやすい釣りなのかもしれません。この日はとにかく魚の目の前へテンヤを持っていき、なるべくそこから離さない。その方が明らかに反応を出せました。
SILENCE7連発のあと、また止まる
棚下限のパターンを見つけて一気に7本釣れたので、このままなんとか数を伸ばせるかと思いました。しかし、そう簡単にはいきません。また魚の反応がなくなります。
同じ棚、同じ叩き方を続けてもアタリが減り、再び沈黙。そこから釣り方を変えたり戻したりしながら、なんとか拾っていく展開になりました。
結局、最終釣果は10本。普段なら10本という数字だけを見れば物足りませんが、9時までアタリすら出せなかったことを考えると、この日はよく二桁まで持っていけたと思います。
DIFFERENCE5日前とは全く違う海
今回面白かったのは、8月6日とわずか5日しか違わないのに、釣れ方がほぼ真逆だったことです。前回は早巻きで魚を上へ追わせれば追わせるほど反応が出て、指示棚50m前後から15mまで追って食う魚もいました。細かく叩くより、早巻きの方が数まで伸びる時間帯があったくらいです。
今回は同じことをしても全くダメ。早巻きも棚ズラしも通用せず、魚がいる棚の下限で細かく叩いて、ようやく口を使わせることができました。
潮の濁り、潮の速さ、群れの状態、魚の活性。何が一番効いているのかは分かりません。ただ、「前回これで釣れたから今日も同じ」は全く通用しませんでした。5日前の成功パターンにこだわっていたら、本当にボウズだったかもしれません。
RESULTボウズ覚悟からなんとか10本
最終釣果は10本。前回の31本から大きく減りましたが、今回はこちらの方が考えながら釣った時間は長かった気がします。早巻き、棚ズラしが全滅。9時までアタリなし。そこから棚下限の細かい叩きに切り替えて7連発し、その後はまた厳しくなりながらなんとか二桁まで持っていきました。
そして前回に続いて気になったのが、テンヤが軽く感じる時間帯です。前回ほど極端ではありませんでしたが、10時頃に潮が緩んでテンヤの抵抗が軽くなったところで魚の反応が出た。この感覚が何を意味しているのか、もう少し釣行を重ねて見てみたいところです。
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