今回は番外編。東京湾を離れて、西伊豆・土肥でイサキ釣りをしてきました。毎年恒例の家族旅行の中日に一人だけ早朝から抜け出し、第五豊栄丸で3時間のショート便へ。フルレンタルで手軽に乗ったつもりが、潮はぶっ飛び、ポイントに入れば入れ食い。短時間ながら30匹ほどのイサキを釣ることができました。
TRIP家族旅行の中日に一人だけ釣りへ
年に一度、西伊豆の土肥へ家族旅行に行くのが我が家の恒例行事です。今回は二泊三日で行くことになり、せっかくなので旅行中のどこかで船に乗って釣りができないかと考えていました。
とはいえ家族旅行なので、一日丸々釣りというわけにもいきません。そこで土肥周辺の船宿を検索していると、短時間の乗合船を出しているという第五豊栄丸さんを見つけました。現地の知り合いに聞いてみても「とても良い船だよ」とのことだったので、早速電話して相談してみます。
できれば泳がせ釣りをやりたかったのですが、この時期は潮が澄んでしまっていて可能性がかなり低いとのこと。それなら何がおすすめか聞くと、「暑いので朝5時半集合で3時間のイサキ釣りがいいですよ」と意見をもらいました。
BOOKING募集期間2日で8人集まった
それならイサキでお願いしますということで、乗合募集を出してもらうことにしました。ただ、電話したのがかなり直前だったため、募集できる期間はわずか2日ほど。さすがに人数が集まらないかもしれないと思っていました。
ところが、蓋を開けてみると8名ほど集まり、無事出船決定。短期間でもこれだけ集まるあたり、地元でも人気の船なのだと思います。
釣行日は旅行の中日。朝はワールドカップの試合を見ながら準備し、寝ている家族を残して一人だけ抜け出します。家族旅行中に朝5時台から一人で船釣りへ行くという、我が家ではもう特に説明の必要もない行動です。
RENTAL全部借りて8,000円
今回は旅行中なので、自分の釣具は一切持ってきていません。道具はフルレンタルで、餌も仕掛けも付いて8,000円。旅行のついでに3時間だけ船釣りをするにはかなりありがたい設定です。
レンタルタックルも適当なものではなく、下田漁具のグラスロッドが用意されていました。普段あまりやらないコマセ釣りなので最初は少し戸惑いましたが、竿が非常に扱いやすく、すぐに釣り方にも慣れることができました。
START棚は浅いのに潮がぶっ飛んでいる
ポイントに着いて釣り開始。イサキの棚は十数メートルとかなり浅いのですが、この日はとにかく潮が速い。仕掛けを落とすと真下ではなく、かなり横方向へ流されていきます。
そのため、せっかくポイントへ船を入れてもすぐにポイントが外れてしまい、1〜2投すると船長が回収の合図。そのまま船を動かして、もう一度ポイントへ入り直します。3時間の釣りですが、かなり頻繁に流し替えを繰り返す展開になりました。
ただし、うまくポイントへ入ったときの反応は非常に良好です。仕掛けを入れてコマセを振るとすぐ当たる。連続してイサキが掛かります。
ON POINT入れば入れ食い、外れれば無反応
面白かったのは、ポイントに入っているかどうかがかなりはっきり分かったことです。うまく船が魚の上に乗ったタイミングでは、ほぼ入れ食い。ところが少し外れるだけで、同じようにコマセを振っても全く食いません。
釣れる、流される、船を戻す。また釣れる。その繰り返しです。魚が食う範囲が思っていた以上に狭いようで、少しでも位置がずれると一気に反応がなくなります。
それでもポイントへ入り直すたびに数匹ずつ追加でき、少しずつ数を積み上げていきます。結果的には3時間で30匹程度。だいたい1時間10匹のペースで釣ることができました。
CURRENT潮上と潮下でこれだけ違う
もう一つ分かりやすかったのが、船の位置とコマセの効き方です。この日は風がほとんど吹いていなかったため、流し替えるたびに船の向きが比較的バラバラになっていました。
その中で自分が潮下側に入ったときは、潮上側で他の人が振ったコマセもこちらへ流れてきます。すると明らかに魚の当たりが増えました。自分のコマセだけでなく、船全体のコマセが流れてくる位置に入ると効率がいい。普段あまりコマセ釣りをしないので、この違いはかなり分かりやすく感じました。
逆に同じ釣り方をしていても、潮上側ではタイミングを逃すとすぐ釣れなくなる。船のどこに座るかでこれだけ差が出るのは面白いところです。
POTENTIALこれでも釣れていない方らしい
個人的には1時間10匹ほど釣れているので、もう十分です。3時間で30匹なら、旅行のついでに乗った釣りとしてはかなり満足度が高い。
ところが船長に聞くと、「釣れているときはずっと釣れっぱなしだよ」とのこと。この日でもポイントに入ればかなりの確率で当たっていたのに、さらに上があるらしいです。
普段は東京湾で釣りをしているので、西伊豆の海はほぼ初めてでしたが、この短時間だけでも魚影の濃さを感じました。3時間でこれなら、一日やったら何匹釣れるんでしょう。
LOCAL釣ったイサキがそのまま地元の料理になる
この日、同じ船には地元のレストランの方も乗っていました。話を聞くと「仕入れです」と言って普通にイサキを釣っています。釣った魚を店で出すわけです。
私は旅行中なので30匹も持ち帰れません。そこで釣ったイサキは、現地の知り合いの旅館に引き取ってもらうことにしました。
自分が朝釣ったイサキが、地元のレストランや旅館を通して、その日のうちに西伊豆を訪れた誰かの料理になる。そう考えると、ほんの少しだけ一次産業に参加したような気分になります。
RESULT家族旅行にちょうどいい3時間便
今回は家族旅行の中日に3時間だけという条件でしたが、むしろこの短時間便がちょうど良かったです。朝5時半集合なので暑くなる前に釣りができ、3時間しっかり遊んでも午前中には家族のもとへ戻れます。
道具も餌も仕掛けも全部用意してもらえるので、旅行用の荷物に釣具を大量に積み込む必要もありません。西伊豆・土肥へ旅行に行って「ちょっとだけ船釣りしたい」という人にはかなり使いやすいと思います。
次に土肥へ行くときも家族旅行の日程表に朝の3時間だけ空白を作っておこうと思います。
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