
天気予報と何度もにらめっこして予約したのに、前日になって突然のガチ雨予報。それでも9歳と6歳の子どもたちの雨対策をしっかり整えて、川崎のつり幸さんから午前キス船に行ってきました。ところが当日は、雨予報のせいか船はゆったり。心配していた雨もほとんど降らず、7月なのに暑さもしのげるという、土壇場で全部がいい方向に転ぶ一日に。しかもキスはほぼ入れ食い。子どもでもしっかり数が釣れて、家族4人で約60匹。初めての船釣りを考えている家族に、かなりおすすめできる釣行になりました。
FORECAST天気予報とにらめっこした末の、突然の雨予報
子どもを連れて船釣りに行くとき、一番悩むのが天気です。
大人だけなら、少しくらい雨が降っても何とかなります。多少暑くても、少し寒くても、まあ釣りだからと我慢できます。ただ、子どもが一緒となると話は別です。
雨で服が濡れる。風が吹く。暑すぎる。船が揺れる。釣れない。
これが重なると、せっかくの船釣りが一気に苦行になってしまいます。特に初めてに近い体験なら、できるだけいい条件で連れて行きたい。なので今回は、予約する前からかなり天気予報を見ました。
ところが、前日になって突然のしっかりした雨予報。
ここまで準備したのに、と思いながらも、レインウェアや着替えなどを準備して、子どもたちの雨対策も万全にしました。濡れても大丈夫。少し寒くなっても対応できる。あとは行くだけ、という状態にして当日の朝を迎えました。
LUCKY雨予報が、全部いい方向に転んだ
当日、船宿へ行ってみると、雨予報の影響もあったのか、満船ときいていた船内にはかなり余裕がありました。
初心者がいる時の船釣りでは特にこのスペースの余裕がありがたいです。子供は釣れた魚にあーだこーだ言ったり、糸の入り方を読んでおまつりをかわすなんてことは当然できません。隣との距離が近いと、それだけでかなり気を使います。
ところが、この日は片舷8にんで比較的ゆったり。
しかも心配していた雨は、ほとんど降りませんでした。7月なので、本来なら暑さも心配になる時期です。それが曇り空のおかげで暑さもかなりしのげる。
前日までは「雨、大丈夫かな」と心配していたのに、結果的にはキャンセルの影響で人が少なく、暑すぎず、雨もほとんど降らないという最高に近い条件になりました。
EASY真下に落とすだけで、ほぼ入れ食い
そして肝心の釣りです。
この日のキスは、とにかくよく釣れました。
難しいことをしなくても、仕掛けを真下に落とすだけでアタリが出ます。底を取って少し待つ。するとブルブルッとわかりやすいアタリが出る。そのまま巻き上げると、キスがついている。
ほぼ入れ食いに近い状況でした。
正直、この日は釣ること自体よりも、釣った後の対応の方が忙しかった。魚を外す。餌を付ける。仕掛けが絡んだら直す。おまつりしたらほどく。
そこに時間を取られなければ、いくらでも釣れそうな感じでした。
小学一年生の子どもでも、余裕で2桁釣果。船釣りで「自分で釣った」という感覚を味わうには、かなり理想的な状況だったと思います。
子どもの船釣りデビューでは、難しい釣り方よりも、アタリが多く、自分で魚を釣れる体験が何より大事です。この日のキス釣りは、まさに成功体験を積みやすい釣りでした。
BAIT一番の難関は、魚よりイソメだったかもしれない
キスはよく釣れましたが、意外と時間を取られたのが餌付けです。
キス釣りではイソメを使います。慣れている人でも面倒です。なので、子どもにとってはなかなかの相手です。
逃げる。動く。しかも噛みついてくる。
子どもが一生懸命つかもうとしている間にも、イソメは元気に動きヌルヌルと逃げます。針に付けるまでに時間がかかり、ようやく付けても、またすぐ魚が釣れて交換することになります。
この日のように魚の活性が高いなら、ハイブリッドクロスやガルプなどの人工餌を使うのもありだったかもしれません。もちろん生餌の強さはありますが、高活性の魚相手には「餌付けにかかる時間を減らして、釣る時間を増やす」という考え方もかなり大事です。
特に親が、子ども2人分の餌付け、魚外し、おまつり解消を担当すると、ほとんど自分が釣る時間がなくなります。
それも家族釣行の面白さではありますが、人工餌を持って行けばよかったです。
CAPTAIN船長さんが優しい。それだけで安心感が全然違う
この日、かなり助かったのが船長さんの対応でした。
とても優しく、丁寧に対応してくれる方で、子連れでも安心して釣りを楽しむことができました。
実は以前、別のアジ船に子ども連れで乗ったとき、子どもに対しても初心者のグループに対してもかなり強い口調でひたすら怒鳴る年配の船長にあたってしまいかなり嫌な思いをしたことがあります。
もちろん船の上では安全が最優先です。危険な行動があれば注意する必要がありますが、聞こえない様な声での回収の指示に対してそもそも回収することを理解してない様な初心者に対して遊びの釣りで怒鳴るとかないだろと。
初めて船釣りをする子どもや初心者にとって、船長やスタッフの雰囲気は、その日の印象を大きく左右します。
その点、この日のつり幸さんは本当に安心できました。
さすが東京湾の王道船宿。初心者や家族連れが多い理由がよくわかります。
CATCH家族4人で約60匹。外道も楽しい
この日は、小さい魚のうち、針が口に掛かっているだけで元気に帰せそうなものはそれなりの数をリリースしました。
それでも最終的には、家族4人で約60匹。
十分すぎる釣果です。
しかもキス以外にも、メイタガレイ、カワハギ、ホウボウが混じりました。
こういう外道も、子どもにとってはかなり楽しいです。
またキスかと思って巻いていたら、違う魚が上がってくる。魚の形も色も違う。名前を調べる。触ってみる。家に帰ってどう食べるか考える。
数釣りのキスに、時々違う魚が混じる。このバランスも、ファミリーフィッシングとしてかなり優秀だと思いました。
SERVICE釣り以外のサービスが充実している
つり幸さんは、釣りそのもの以外のサービスも充実しています。
長靴などの貸し出しがあり、下船後はゴミを捨てることができます。釣りの後に飲み物やおしぼりのサービスもあり、使った道具を洗える水道もあります。この小さな便利さがかなり助かります。
濡れたものがある。ゴミが出る。手が汚れる。道具も汚れる。子どもは喉が渇く。
それぞれに対応できる設備やサービスがあると、釣りの前後の負担が大きく減ります。
特に、初めて船釣りをする人は、釣り以外の部分でも不安があります。何を持っていけばいいのか。どこで着替えるのか。魚はどうするのか。道具は洗えるのか。
こうした不安を減らしてくれる船宿は、初心者にとって本当にありがたい存在です。
FAMILY初めて船釣りをするなら、キスはかなり強い
今回改めて思ったのは、初めて船で釣りをしてみたい人、特に子ども連れの家族には、キス釣りはかなりおすすめしやすいということです。
理由はいくつもあります。
道具が軽い。釣り方がシンプル。アタリがわかりやすい。数が釣れやすい。食べて美味しい。外道も混じる。半日船なら体力的な負担も少ない。
そして今回のように、初心者や子どもへの対応が丁寧な船宿を選べば、最初の一回としてかなり完成度の高い体験になります。
SUMMARY家族の船釣りデビューに、かなりおすすめできる一日でした
今回は、9歳と6歳の子どもを連れて、つり幸さんの午前キス船に行ってきました。
前日になって突然のガチ雨予報。かなり心配しましたが、当日は雨もほとんど降らず、7月なのに暑さも控えめ。さらに雨予報の影響なのか船内にも余裕があり、結果的にはかなり快適な一日になりました。
釣りの方も、真下に落とすだけでほぼ入れ食い。小学一年生でも余裕の2桁釣果で、家族4人では約60匹。メイタガレイ、カワハギ、ホウボウまで混じり、大満足の釣行になりました。
船長さんの対応も優しく丁寧で、長靴の貸し出し、下船後のゴミ捨て、飲み物やおしぼり、道具を洗う水道など、釣り以外のサービスも充実しています。
今回改めて思いました。
「一度、船で釣りをしてみたい」
そう思っている人には、まずはつり幸さんのキス船がかなり有力です。
子どもが自分で魚を釣る。家族で数を競う。違う魚が釣れて盛り上がる。そして、帰ったらみんなで食べる。
ファミリーフィッシングとして、とても完成度の高い一日でした。