再び忠彦丸さんで、テンヤタチウオとサワラの二刀流に挑戦してきました。この釣りができるのも残りひと月もないというのに、予約時に席を確保できるプラチナ会員へ入会。仕掛けを譲って徳まで積みましたが、肝心のサワラは思いどおりにはなりませんでした。
PLATINUM MEMBER 残りひと月もないのにプラチナ会員へ
2週間前、忠彦丸さんではテンヤタチウオをしながら、置き竿でサワラも狙えることを知りました。最初の挑戦でいきなりサワラが3本釣れたものだから、すっかりこの釣りに夢中です。
そして、このサワラ狙いができるのも残りひと月もないというのに、忠彦丸さんのプラチナ会員になってしまいました。
プラチナ会員になると予約時に席を確保でき、釣り代も毎回2,000円引き。釣り人を囲い込む仕組みとして、実に良くできています。まんまと囲い込まれた1ユーザーとして、素直に良い制度だと思います。
この日は右舷ミヨシを確保。竿掛けなどの準備をしていると、左隣に座った中国人のお客さんからサワラ仕掛けについて声をかけられました。
GOOD DEED 仕掛けを譲って徳を積む
私自身も始めたばかりなので、それほど詳しいわけではありません。ただ、この釣りは獰猛な歯を持つサワラの口へ、イワシごと針を食わせる釣り。仕掛けにはワイヤーが必須です。
ところが、その方はワイヤー仕掛けを持っていないとのこと。それでは釣りにならないので、手持ちの仕掛けを1組差し上げました。
客観的に見れば親切な人ですが、実際のところは、徳を積めば魚が自分のところへ回ってくるのではないかと期待しているだけ。欲にまみれた善行であることは内緒です。
SNAP TROUBLE 強い当たりで、いきなりテンヤを失う
朝一、サワラの置き竿には目立った反応がありません。一方、タチウオは高活性。開始直後から当たりが出ます。
ところが、最初の強い当たりでいきなりテンヤをロスト。仕掛けを回収して確認すると、スナップが開いていました。
使っていたのはインターロックタイプのスナップです。この形は強度面が気になるため普段は使わないのですが、爪が割れて硬いスナップを付けにくかったことに加え、たまたま見つけたブランド品に「破断強度19kg」と表示されていたため、久しぶりに使ってみました。
しかし、結果は一撃で開いてテンヤをロスト。表示されている破断強度が、ゆっくり荷重をかけた場合の数値だとすれば、合わせによる瞬間的な衝撃や、斜め方向から加わる力に耐えられるとは限りません。
最大手ブランドの商品とはいえ、この小さな金属パーツまで自社生産しているとは考えにくい。どうせOEM品へパッケージを付け、測定上の破断強度を記載しているだけだよな。わかってたよ。そう考えて、大きな和の精神で納得するしかありませんでした。
NUMBERS, NOT SIZE 釣れるけれど、サイズが出ない
こうしたトラブルから始まった日は、なかなか流れを取り戻せないもの。そして今回も、やはりそのパターンに入りました。
タチウオは釣れます。ただし、とにかく型が出ません。
適当に竿を叩いているだけでも当たりが出て、置き竿でも何本か釣れてしまうほどの高活性。特に、テンヤの針の懐より小さくなるように餌を付けると、ほとんど入れ当たりです。
しかし、これでは全然面白くない。
数本釣ってから大きなイワシに替え、良型を狙う。反応が減ったら小さな餌へ戻して数を追加し、再びデカ餌へ。このループを何度も繰り返しました。
ところが、大きな餌にすると当たりが減るだけ。掛かっても上がってくるのは、指3本ほどのタチウオばかりです。
最終的な釣果は21本。後半になんとか110cm級が2本混じり、最低限の面目は保てたでしょうか。
TOILET BITE サワラが食った時、私はトイレにいた
一方、サワラの置き竿にも時折反応が出ます。竿先がチョンチョンと動くものの、イワシを丸のみするほどの活性はない様子。回収すると歯形だけが付いていたり、餌が半分にかじられていたりして、なかなか針掛かりしません。
そして、よりによってトイレへ行っている最中に不意を突かれました。
ふと見ると、サワラの竿がグイグイと引き込まれています。しかし、私はまだ用を足している。
膀胱と気持ちを落ち着かせ、急いで釣り座へ戻ります。幸い魚はまだ掛かっていました。リールを巻き始めると、思っていたより軽い……。
上がってきたのは、サワラはサワラでもサゴシサイズ。それでもボウズを逃れられたので、まずは一安心です。
WHERE IS MY KARMA? 俺の徳、どこへ行った
すると今度は、朝に仕掛けを差し上げた中国人のお客さんの竿が大きく絞り込まれました。
無事に上がってきたのは、私のサゴシより明らかに立派なサワラサイズ。さらにその直後、その方はテンヤでもサワラを釣るというサプライズまで起こします。
俺の徳、どこへ行った!
どうやら積んだ徳は、すべて左隣へ流れていったようです。
RESULT タチウオ21本とサゴシ1本
この日の釣果は、タチウオ21本とサゴシ1本。タチウオは数こそ釣れましたが、小型中心。後半に110cm級が2本混じったことで、なんとか形になりました。
サワラは歯形や食いかけが何度もありながら、キャッチできたのはサゴシサイズが1本だけ。立派なサワラを釣った左隣の方を見ていると、少し複雑な気持ちにもなります。
こうなったら、さらに徳を積むしかありません。釣ったタチウオは一部だけ自宅用に残し、残りをその方へプレゼントしました。これで次回こそ、私のところにも立派なサワラが回ってくるはずです。
仕掛けた魚のお礼にといただいた麦茶が、季節外れの暑さに染みてとてもおいしかったので、今回はこれでヨシとしましょう。
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