2週間前、台風直後の東京湾で惨敗したティップラン。今年は贅沢にも2回目の予約を入れていたので、今度こそリベンジしたいところです。しかし、結果は今回もダメダメ。前回以上に厳しい海で、ティップランの難しさを改めて思い知らされました。
REVENGE 2週間前の惨敗から、再び東京湾へ
2週間前に挑戦した、台風直後の東京湾ティップラン。例年なら短時間でも十分な釣果を期待できる釣りですが、この日は船中1〜3杯。私もなんとか1杯を釣っただけで、見事に惨敗しました。
ただ、今年は贅沢にも2回目の予約を入れていました。前回の借りを返すべく、東京湾ティップラン・リベンジです。
事前予報では、北風が7メートルほど吹く見込み。小型船では出船できるか際どそうな海況だったため、前日に届いた出船連絡にも半信半疑でした。
当日は確かに風があるものの、危険や極端な釣りにくさを感じるほどではありません。むしろ、晴天無風だった前回より船がしっかり流れるので、今回は期待できるかもしれない。そんなことさえ考えていました。
NO RESPONSE 1時間半、誰の竿も曲がらない
この日の乗船者は3名。そのうち1人は、ティップランにとても慣れている方です。上手な方と一緒なら、その日の正解を見つけるヒントも得られるはず。そう思いながら釣りを始めました。
ところが、開始から1時間半が経過しても誰の竿も曲がりません。魚らしき当たりがたまに出る程度で、アオリイカからの反応はさっぱり。前回以上に活性が低そうです。
風が吹いて船は流れている。それでも釣れない。条件が少し変われば好転するほど、簡単な状況ではありませんでした。
LONG RUN ティップよりボートがランする大移動
ここで船長が決断。本来なら追加料金となる鴨居・久里浜沖まで、船を走らせてくれることになりました。
ティップランなのに、ティップよりボートがランしまくりです。
長い移動を終えて到着すると、周囲には他船の姿があります。様子を見ていると、ちょこちょことイカが上がっているようです。先ほどまでの海とは違い、確かに釣れそうな雰囲気を感じます。
水深10メートル前後の浅場を、船長が何度も流し変えてくれます。そして、ようやく待望のイカらしい当たりが出ました。
THE ONLY ONE 乗せ損ねた直後、会心の一撃
最初の当たりは乗せられず、思わず叫んでしまいました。しかし、すぐにエギを動かしてやり返すと、今度はしっかりと重みが乗ります。
やっと掛かった!
それまで誰も釣れていなかっただけに、小さなアオリイカを相手に妙にドキドキします。慎重に巻き上げ、なんとか無事にキャッチできました。
イカを取り込んだら、すぐにエギを落とします。すると今度は、竿先にかかっていたテンションがフッと抜けました。
バシッと合わせますが、こちらは乗らず。この反応を最後に、アオリイカからのコンタクトは途絶えてしまいました。
DEPTH CONTROL 浅場でエギを置く位置を意識する
この日は水深10メートル前後の浅場だったため、シャクリは基本的に2回まで。糸の角度を見ながら、海底から1.5メートルほどの位置でエギをステイさせるように意識しました。
当たりがない時間が続くと、どうしてもシャクリが小さくなったり、ステイが短くなったりと、釣りが消極的になりがちです。それでも「海底からどの高さにエギを置くのか」というイメージだけは崩さないようにしました。
その意識が唯一の1杯につながったのかは分かりません。ただ、反応が少ない日ほど、自分のエギが海中のどこにあるのかを想像し続けることが大切なのだと思います。
TOUGH SEASON 結局、船中1杯で終了
その後も船長は何度も流し変えてくれましたが、アオリイカは誰のエギも抱かないまま終了。私が釣った1杯だけで、船中1杯という厳しい結果になりました。
今年の東京湾アオリは、いったいどうしてしまったのでしょうか。個体数が少ないのか、成長や接岸の時期が例年と違うのか。黒潮大蛇行の終息による海況の変化なども頭をよぎりますが、今回の釣果だけで原因を判断することはできません。
それでも、2回続けて例年とはまったく違う難しさを味わったのは確かです。来年は東京湾のアオリイカが大復活してくれることを願いながら、帰路につきました。
いやー、やっぱりティップランは難しいです。
AFTER FISHING 船中唯一のアオリイカを刺身で味わう
釣果は1杯だけでしたが、その1杯はありがたく刺身にしました。苦労して釣ったアオリイカだけに、いつも以上に大切に味わいたくなります。
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